自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2017年3月22日水曜日

太極拳の連続性

太極拳の動きは、止まらずに連続性があります。

この止まらずに動くという特徴をボンヤリと意識していると
前傾姿勢になってしまったりする。

とくに転身するような動きでは、虚実を丁寧にわけて動いていかないと
軸を狂わさないということがとても難しくなります。

焦らず、自分の身体が動きながら前傾に軸が傾かないように
丁寧に動いていく事が、とても大切です。

くるくると一本足で回るコマは、お正月などに一度は回したことがあると思います。
こまは、バランスが崩れて軸が乱れ大きく崩れて止まってしまう。

はじめから軸がくるっていればそれで安定して回ることも出来ない。

ところが太極拳は、人が動く事。その軸の乱れに
人はなかなか気がつけない。
筋肉があり足が2本あるから、ややこしい。

虚実を分けて軸を正して連続して動いていくことの難しさ。

指導をしてわかりやすくしたいと、軸が乱れた動きを
オーバーに再現することにしている。

どうやら面白いらしい。
やってはいけない太極拳の動き
といって説明するのを楽しみにおおウケして下さる生徒さんがいる。

歩が進んで連続の動きの中で、軸を傾けないということは、
結局股関節の緩みや下半身の安定充実が出来てこないと
難しい。

稽古要諦の一つ一つがはじめのころ何気なく聞いていたことが、
実はとても奥が深いのだと理解できるという事も
また年月がかかる。

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