自宅前

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2013年5月18日現在の通り沿い。

2017年3月1日水曜日

きもの文化と日本

最近読んだ本で「着物文化と日本」があります。

 
 
伊藤元重さんは、東大の名誉教授、矢嶋孝敏さんは、やまと着物の代表取締役です。
 
 この表紙になっている着物は、レースで作っている。
フランスなどにご主人の仕事で行かれる奥様方は、しわにもならず洗濯機で洗えて、
レースは、フランスではフォーマルとして使えるため、このような着物を買いもって
いかれるようです。
 
絹は、洋服の9倍もの量を着物だと使うから、シルクのブラウスなどより9倍以上
金額が高くても仕方がない。
 
洋服では、どんどんいろいろな素材が出来ているのに、
着物社会は、今までドカンと高額な買い物をされる花火のような商売を
続けてきた。そんな高額な着物を持っていても着る機会が極端に減り、
このままだと着物文化は絶えてしまう。
 
このやまと社長さんは、若い人にも手が出せるような扱いも楽なポリエステル
の洗濯機で洗える着物に取り組まれた。
 
今の時代、若者の中で浴衣は、花火大会に着ていくものになり、
ユニクロなどでも売られて、最近では男の子たちも浴衣を着ている。
 
若い人も、また手入れも簡単でリーズナブルなそんな着物を若い人も
誰でも着れる、そして良い本来の絹の着物や紬の着物、
そんな着物にも興味が持てるように、着物業界では、やまとだけ、
そんな新しい素材を取り入れてチャレンジしている。
それからリサイクルの着物も扱っている。
 
私もフェラインで着た着物は絹で簡単に着れる加工してありました。
ピアノ教室の30周年に着たのは
ポリエステル。
帯は、どちらも作り帯。
作り帯加工を「着物やまと」でしてもらえる。
帯を自分で結ぶとなるとハードルが高くなるけど、
ほどけば元に戻るし、作り帯は、しわにならないし、とても便利。
 
3回やまとで500円で着付けレッスンをした。
どうやら自分で普段に着れそうな気がする。
 
先日ミュージカルを見に行くときに着物で行けばよかったと
反省。
お一人着物の方がいらした。
こういう機会に着ないと。
 
ちょっと着物を着る機会を自分で増やしてみようと思う。
ポリエステルの着物も見てもわからないぐらい優れた素材。
問題は草履だったんだけど、やまとの草履、フカフカで
紐が柔らかく、足が楽。こんな楽な草履あったんです。
注文中。
これでちょっと遠く東京のように歩いても着物で行けるかも!
 
同じ着物を着たとしても着物だと褒めてもらえる。
帯を変えたり、そういえばポリエステルの半幅帯、
しめやすい自分でしめられるようになり、気に入りました。
 
お茶席じゃこんな半幅帯出来ないけれども。。。
 
だけれど難しくないルールにししないと着物は着れないと思う。
フォーマルじゃなくて、少し気軽に着れるような着物文化に
今年は、のってみようと思う。
 


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