自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2018年6月16日土曜日

DVD

山と渓谷社の慧先生のDVDを5年前に毎日毎日見た時期がありました。
夜寝る前に必ず見ました。

1年間通して毎日見ました。
そして橋口先生のDVDを見たり、最近はまた楊名時先生のDVDを
毎日見ています。

とくに楊名時先生の下半身をずっと集中して見ています。

足を寄せるときには必ず尾骨がかかとにあって上に伸びて足が寄っている。
歩を進めるときには、軸が緩み沈む。

ああ私が動きの中でそうしないと足が寄らないとか
身体の動きで習得した動きは、良いんだと思える瞬間です。

下半身が伸び上がったり緩み沈んだり、
無理なく重心を動かしていく中で、歩が進むときは軸が緩まないと
歩が出せないし、足を寄せるときは、尾骨がかかとに合ったときには
軸の足が伸びると無理なく足を寄せられる。

15式の重心移動は、14式の定式でやはり伸び上がらず沈んで重心が前足に乗って
転身されている。

海底針の手の動き、今日の慧先生の手の動きとなんてそっくりなんでしょう。

5式の定式の時に、DVDは突然名時先生のアップになり下半身が見ることができない。

直接名時先生の動きを見たことが一度もない私には、撮影者のこの残念な映し方が
がっかりしていったいつま先、
踵という簡素化された足技の後の名時先生は、どのような下半身の使い方をされていたのか
わからないからとても残念です。
想像するに下に沈んで逆締めをされているのかなと上半身の動きから思っています。

10式雲手足が横に出るとき股関節が緩み、また足が寄るときには上に伸びる。

すべての動きで股関節が緩み沈んだり膝とともに伸び上がったり、
上下運動を繰り返されている。

もちろん初心者のような棒立ちのような軸にはならないのだけれども。

今日、朝日カルチャーのご一緒にお稽古をしていて、ランチの時に
いつもご一緒の隊長さんのSさんが、私の20式が名時先生に似てきたと
言われた。
最近毎日見ているからかな。(笑)

でも真似するだけが良いわけじゃないと思う。
武術の達人の動きであることと身体が私とはもちろん違うわけで、
ものすごく手の長い名時先生の動きは、自然に手を下しただけでもものすごく広げた
ように見えたりするから。

ただし腰の驚くほど回転する名時先生の動きは真似したいところで、
4式の肩の回転と腰の動きは、注目しています。
でも最後まで肩がただ回転しているわけじゃなく正面に向くころぴたりと止まり
押す手の肩がやや前に出るのは、佳代子先生がおっしゃる通りです。

歩を進める時は、必ず沈む。これはでもそうじゃないと歩が進めないから
良くわかります。

片足立ちでつま先を開かなくても内側の筋肉に重心が載せられたのは、
名時先生の達人技なんでしょうね。
普通の人じゃ無理なところが今の慧先生の動きは無理ないように修正されている
んだと良くわかります。

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