自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2018年6月25日月曜日

呼吸

義理の兄が野口整体を指導していたため野口晴哉先生の本が
何冊か私の本棚に置いてある。

背骨で呼吸せよ

呼吸は、鼻でするものときめてしまっている人がある。
しかし呼吸は全身でしている。
中でも大切な事は、背骨で呼吸する事だ。
特に心を背骨に集中して背骨で腰随迄吸い込むっことは、
一切の健康問題を解決する力を持っている。
そして骨から腰で息を調えると、疲れない、老いない、
いつも元気に活き活き生きられる。
ぜひ実行せよ。

と書かれている。

義理の兄は、太極拳も良いね良いねといつも応援してくれていた。
目が悪くなった兄は、私のしゃべりながらの太極拳がひどくお気に入りで
昔やっていたからと嬉しそうに上手に身体を動かしていたのが懐かしい。

兄は、亡くなってしまったけれど、
どこか私の太極拳の中に兄の信じていた野口整体が生きているように感じます。

深く呼吸が出来るような身体に太極拳はしてくれる。
いつの間にか呼吸が深くなっている事に気が付く。
なかなか深い呼吸はしようと思っても難しい。

楊名時八段錦24式太極拳は、ゆっくりした動きでいつの間にか
野口先生のおっしゃるような背骨で呼吸出来る身体にしてくれるのです。

心を無にして呼吸を調えるのだけれど、息が乱れたら動きも呼吸もスムーズにいかない。
どんなに観念をこらしても、心を無にするより他に呼吸を静かにする状態はない。
剣をとるにも、弓をとるにも、花を生けるにも、お茶をたてるにも、音楽をかなでるにも、
息ということを無視してその真髄はつかめない。

あまりにも外の物に健康について頼り過ぎているような気がする。
私は薬も飲まないの。
この辺で落ち着いて調息のことを生活に取り入れる考えを持ったら良いと思う。

楊名時太極拳は、ゆっくり動くことで穏やかな深い呼吸を導いてくれる
身体を作ってくれる。
筋肉が上手に無理なく時間をかけてついてくれる。
関節に無理なく、それには人と比べて真似して深く落とそうとか思わずに
自分の身体で感じて、あまり頑張らないで続けることが肝心です。

私の事を元気だと多くの人が言ってくれる。

最近一番驚いたのは、甲府北の生徒さんが、動いていたら
私が観音様に見えたというのには、驚いた。
それはどういう意味だろか?
太極拳は、オーラー磨き。
ピカピカ光るよ。(笑)

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