自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2015年9月1日火曜日

生きるため

研修会でレポートを提出しないといけません。

レポート。。。苦手ですが代表で行ってきたので書かないわけにいかない。

箱根で、癌になってから何回も手術しながら、長年生き続けていらっしゃる
先生の講演がありましたが、今回の研修会で、育成メンバーでらして、
このお話を箱根でして下さったK先生とお話をする機会が沢山ありました。
懇親会でも同じ席でお話をさせていただきました。

皆さんは元気だからね、太極拳の事をいろいろ考えていらっしゃるけどね、
僕みたいに生きるために太極拳をしているとね、太極拳をしないとね、
生きれないから太極拳をするんだからね、手術した後もね、
起き上がるのに太極拳で習った動作しないと呼吸も深く入らないし
起き上がるのに太極拳の体の使い方しないと動けないんだよ。

癌かの患者さんはね、今どうのこうのじゃないんだよね。
手術した後にその手術した体を動かす前に、もう次にまた転移したらどうしようとか
不安ばかりで精神が落ち込んじゃって、みんな下ばかり見てるんだけどね、
太極拳をしていたから、縫ったところが痛くないようにするためには、どうやって
立って歩こうかと思うでしょ、体の力を抜かないと動くと縫ったところが痛いんだよ。
だからね、太極拳の動作だと痛くなく廊下も歩けるんだよ。
普通に歩けないんだよ痛くてね。

体調はどうですかと聞かれていて、答えるのに先生は、まあ良くないかもしれないけどね、
考えないようにしています。とおっしゃっていた。

あのね、生きるために太極拳をするんだよ。
将来皆さんが多かれ少なかれ向かう道だけれどね、だからね太極拳をしているか
していないかという事がね、どれほど重要で将来いろいろなことがあってもね、
生きるために太極拳なんだよ。とそんなお話をたくさん伺って、
また百花拳の時にその動きを見させていただいて、どこも力が入らないで、
美しい整った、動きに魅せられてしまった。何も余計なことをしない。

ただならぬおっちゃんの動き!

今に生きて、今の事しか考えない。

身体の力を抜いて、重心の移動で関節に無理のないように動く。
身体の中心の骨に近いところの体の中のゆっくりした遅筋だけで動く。

力はいらない。

自分の動きを先日青空でビデオに写していただいたのを昨夜何度も繰り返してみた。
整って軸がだいぶ定まり、力も抜けてはきたけれど、まだまだ。
まだ自分がちっともわかってないで動いている。

何か少し今回の合宿で楊名時太極拳の外の動きが3で内面が7という意味が
ほんの少しだけ理解できた気がした。

もう一人の方は、お母さんが太極拳をはじめたのは、お医者さんに余命3か月と言われた
時だそうで、40代のころ、あと3か月どう生きるかと考えて、お医者さんに見放されたから、
とにかく楊名時太極拳の教室に申し込める教室はすべて申し込んで通われたそうで、
一日も休まず、毎日家でも稽古していたら、気が付いたら、今77歳でお元気で東京から
岡山に移って、太極拳の指導をされている。
お嬢さんが、私より1歳上で36年のキャリアがあるというのが理解できた。

他の先生に指導をはじめて3年ぐらいの時には、まだ
生徒さんにかっこよく見せないといけないなどと思う時期だわねと
言われた。

それは、誰しも通る道だそうです。

そして慣れてきた頃で余計な雑念が頭をよぎる。
今にいない事がある。
もっと心をこめて舞わないといけない。

楊名時健康太極拳を私は、伝える伝達者。

本部道場や合宿で橋口先生の動きを見たときより、今回の橋口先生の動きが
進化していた。個性も感じ、楊名時先生のビデオを見られたからか、
エネルギーが出ていて、年齢をまったく感じさせないような若々しい躍動された
動きでした。

楊名時太極拳が他の太極拳よりどれだけ素晴らしいかという事は、
年を重ねるとわかります。
おばあちゃんとご自分の事をおっしゃって、楊名時先生がおっしゃった事を
伝えて下さった。

楊名時太極拳は何でも良いわけじゃありません。
信頼できるお友達に自分の動きをチェックしていただきましょう。
良い事ばかり言う人はダメよ。

佳代子先生の帯の会に入ってほんとに良かったと思います。

今月、帯の会、行けないのが残念です。
お寺のお祭りのお手伝いがあります。
9月7日鬼子母神のお祭りです。

ではまた長くとりとめもなく書きました。

今を生きましょう。




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