自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2013年6月30日日曜日

楽曲の研究

楽曲を研究されている上田真樹先生の講演は、国立音大生二人を連れて来て
下さり、歌ありピアノありと聴いている私たちを飽きさせない
とても楽しい例会でした。


先生の独自と思われる、楽曲一つ一つを表にされたものが、
とても面白く、何調の曲があるか一目見てわかるものでした。

この表を見てもモーツァルトが短調の作品が魔笛の中でも少ないのが
良くわかるり、また登場人物のアリアが調で特徴を表していることが目で確認できました。

パパゲーノは、ト長調の男でした。(笑)

何も考えずに天から曲が降ってきて、
何も考えずに作曲したように思われているモーツァルトですが、
上田先生のように楽曲を研究すれば、何も考えずに最後まで作曲したとは思えない、
繊細なモーツァルトの感性が伺えました。
やはり頭の中でモーツァルトは相当構成を練って魔笛を作り上げたんじゃないかと
思いました。


先生は、ピアノがお上手で、どんな曲も弾いてしまわれます。

増6、減7などの和音の名前を私は知らなかった。
まだまだ楽典の勉強がたりないんだな~。

でも音大生でも入学する時の学生は、まだ知らないらしい。。


驚いたことに、声楽科の男の子は、高校の時に音大に行こうと決めて
1年で、ピアノは、試験の課題曲の一曲しか弾けなくて、声楽は、少し前には習っていたという
ことです。

え~~そんなピアノのレベルでも音大って入れるんだ~~と驚きました。

声楽科だからかな?

ピアノは、子供の頃から習っていて、音楽の理論も勉強して、さらに声楽で
入学するものを思っていたので、驚きました。
今の時代だからかな?
とにかく音大入学の基準が私の思っていたのとは、ぜんぜん違いました。

大変なのは、ピアノ科だけかな?


フェラインで今年は、会長のおかげで、国立音大の先生方が講義をして下さり、
音大の公開授業を受けられているようで、ほんとに楽しい1年でした。
また来年もフェラインには、素晴らしい先生が講義して下さいます。


コンサートなら聴きたければ、ご自分でチケットを買って聴きに行くことが
出来ますが、フェラインの特徴は、やはり素晴らしい先生方の講義を聞く事が出来ると言う事です。


今回の上田真樹先生の講義は、まさに今でしょうという感じの講義でした。

お若くて美人でピアノが上手で聴きに来れなかった会員の皆さん!ほんとに残念でした。


ドファラシの曲探しを私もしてしまいそうです。
松田聖子の赤いスイトピーもそうだな~。
ピンクのモーツアルトは、その逆で降りてきたんだな~。







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