楊名時太極拳は、気を養うものだとつくづく感じます。
稽古要諦や太極拳の一つ一つの動き、
つなぎであってもそれを驚くほど丁寧に感じ動く。
師範になってからがはじまりと言われる太極拳の意味をつくづく
感じています。
どんな動きも一から丁寧に感じて考えて動いて見る。
新たな多くの発見を見つけて、それをどうしたらわかりやすく説明して
伝えられるか、考えて伝えている。
関節にもまったく無理のない動き。
まろやかに
習いはじめた方々の動きが、1か月ごとに少しづつ変化していく。
とくに高齢ではじめられた方は、はじめゆっくりと肩幅に足を開く事すら難しそうで
片足に体重が乗せてバランスをとる事も困難です。
それが足の開閉がスムーズに出来てくる事からはじまり、
それでもまだ歩をすすめる時は、片足時間が長いのは大変そうで、
それが3年たつと長く片足時間が保てる体幹が出来てくる。
下半身がしっかりしてくるために、逆に動きはまろやかにスムーズになる。
どちらの足に重心が乗っているかという事もなかなかはじめは理解できない。
時を重ねていると、何だか皆さん元気が出てくる。
新しい方が入られたりするとその方の事まで気にかけるようになる。
ちょっと動きを教えたりしたくなる。
それが見ていて楽しい。
聞く人も取り合えず私に聞くより聞きやすかったりするみたい。
だから教えている人も教えられている人も見守る事にしている。
その方なりのコツがあるらしく、聞いていて楽しい。
皆さんが楽しそうにしているのが私の一番の楽しみで
楽しいのが一番だと思い、お互いに愛がある事が絶対必要だと思う。
今日も楽しく太極拳です。今日も三教室頑張ります。
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