自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2015年4月29日水曜日

転調

曲の中で聴いていると、転調したなとわかる。
暗いイメージの曲が明るい音に変わったりする。

ピアノの練習曲を今は、2冊弾いている。
バーナムピアノテクニックというもの、これは4巻目の最終の本となって、
最後だから丁寧に仕上げようと思っています。

それからもう1冊は、メトードという河合が出している教本で、
その中にはチェルニーやバッハやブルクミューラーなどの曲が入っている。

課題を先生に選んでいただいて、弾いている。
私は、ともかくこの本の全曲を丸をいただこうと思っている。

R.シューマンのいさましい騎士という題名の曲に取り組んでいる。

いさましいと言いながらこの曲は短調で始まる。
先生がイ短調ではじまり途中へ長調に転調してまたイ短調に戻るとおっしゃる。

転調しているのはわかるけど、どうしてへ長調だとわかるのか?
私にはわからなかった。へ長調だと♭をつけておかないんだなあ~と思った。
でも曲にシの音が出てこないから、確かに楽譜に書いておかなくても良いわけなんですが。。

先生が楽典に楽譜を読み解いて何に転調したかということがわかるように学ぶ項目が
あるという。
音を聴かないであくまでも楽譜を見ただけでわかるようなアプローチがある。
わかりやすいことを一つ教えていただいた。

これって習って教えていただかなくちゃなかなかわからない。

それから指番号のお話もとても面白かった。

その曲のスムーズな指の運び、なるべく無理がないような動かなくてもすむような
指の番号が書かれている。
それを変えることは、よほどの深い意味がないと非常に難しいことだとわかる。

だいたい上手に弾けないミスが多いななどと思っているところは、私の場合は、
ほとんど指番号が間違えている。気をつけているつもりだけれど、
いつもいつも目の情報があいまいで、そのうち適当になる。
気がつかない間にその前の音のところで自分の勝手な得意と動いてしまう指が悪さして、
弾いてるから、次の音がスムーズに弾けない。

その指番号に抵抗しても無駄だと弾いていると良くわかり、抵抗することをやめた。
結局その後自分のミスタッチを増やしてしまったり、テンポが上がらなかったり、
とにかく一つも良いことがない。

指番号の重要性は、わかっているつもりだけれど、いつもいつも目の情報が適当で
レッスンのたびに先生に発見される。

そろそろ学習しなくちゃと思うのだけれど、自分で気がつけないのは、仕方がないことだと
先生がなぐさめてくれる。

同じフレーズだからはじめに指番号が書いてあるとそのあと書いてなかったりする。
わかりきったことだと思うけれど、書いてないと適当な自分の指番号で弾いてしまうため、
そのあとミスする。

それから一番感心したのは、休符です。
ピアノからフォルテに音が大きくなる。またフォルテからピアノに小さくなるその前の
休符。

そのフォルテの音から突然大きく弾こうと思っても1音遅れてしまい、
音が小さく出てしまう。

休符の時に準備をして呼吸の吸い方を変えないととても1音目からきちんと
フォルテの音が出せない。

先生の弾いてくれるその呼吸の使い方。すごく勉強になった。

指番号に気をつけて指に楽譜を覚えさせてしまうとそれまでは大変だけれど、
指が覚えてくれるとスムーズで難しくないところになったりして、
それより意外と簡単そうなところが難しかったりする。
ピアノって面白いです。頭使う。

10月にロビーコンサートでプロコフィエフのロミオとジュリエットのピアノのための小品から
6のモンタギュー家とキャプレット家を弾く。

楽譜を見た時には難しいと思わなかったところが弾いてみると実は一番難しい。
はやく弾けるようになりたいのですが、まだ指が覚えてくれるほど練習してない。

左手は、右手の30倍の練習が必要だそうで、なるほどと納得した。
普段の生活で右利きだものね、パソコンでは左も同じように働いているけど。(笑)
では、また
今日も太極拳2教室です。

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