今日、ランチの時に原田先生に指導者のお話を伺い、大変勉強になりました。
原田先生が足先について説明しても、まったく耳に入らないのか、
違う向きに足が出て入る方もおおいい。でも直接注意したりされない。
聞かれない限り余計なことを言わない。
相手が自分で気がつき質問してくるまで、見守り直接個人的に指導しない。
黙って相手の成長を待つと言う。名時先生のお考えでもあったみたい。
あせらない。
確かに積極的な方は、私に何かしら質問や指導を求めて
アクションを起こして下さる。少し動けるようになってきた方かも知れない。
そう言えば、私もはじめたばかりの頃、何がわからないかわからなかった。
よく指導者の言う事を聞いて、自分で気がつく事も多かった。
本部のお教室で積極的に伺うと、橋口先生は、どんどん教えて下さった。
でも何も聞かないと
おかしな動きをしていても、何も言って下さらない。
進先生も質問するといろいろ教えて下さる。
でも黙っているとお食事の話ばかりになってしまう。
積極的に指導を求めて集まる佳代子先生のお教室は、積極的に直して下さる。
そういう気持ちになるには、少し続けて年月が経過しないと気がつけないいろいろな
動きの繊細な感覚が確かにある。
太極拳は、わかっているように思っていた数年前が今思うと恥ずかしい。
きっと、10年後は、今の自分を思うと恥ずかしく感じるかもしれない。
原田先生のお話、奥が深かった。
10年後に原田先生がおっしゃった事が、すとんと胸の中に入る時がくるのかもしれない。
今は、なかなか。
でも最近少し、以前のように習って来たことすべて伝えたいと思う気持ちじゃなくなった。
引き出しにしまっておいて、それで良いと思うようになった。
多くは、人には伝わらない。
同じことを100回は言わなくちゃ伝わらないよと進先生が
慧先生におっしゃったと以前聞いたことがありました。
中心の軸が出来てこないと、出来ない動きもある。
それには、やはり立禅であり、スワイショウ。
基本が重要だとつくづく感じます。
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