自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2014年8月29日金曜日

調和

昨夜、3教室を終わらせてから、2年と少し前の準師範の審査を
慧先生にしていただいた時のビデオを見た。

友人にギャラクシーの端末で許可を得て撮影してもらった映像です。

自分で見てぞっとした。
ものすごく下半身ががっちりしていて、全体に緩みがなく、
調和が感じられない。

自分に合った歩幅というのは、どんなものか、当時の自分には、
ぜんぜん理解出来てなかった。当時それでも得意になって舞っていた。
思い出すと恥ずかしい。

3年前から続けて行った佳代子先生の合宿の1年目、佳代子先生に歩幅を指導いただき、
8段錦の騎馬立の歩幅を相当狭めた、2年目橋口先生に帯をつかまれ、2式の歩法の
尾てい骨の位置や歩幅をご指導いただいた。

最近、つくづく感じるのは、以前は、歩幅を取って下半身を安定させようと思っていた
当時と今では、ぜんぜん違う、まったく無理しない歩幅が、とても楽でいて、
ものすごく下半身の安定を感じられるような歩幅が取れるようになり、
6式の後ろに下がる軸足は、

痛くもかゆくもない。
辛くもなんともない。

楽なだけです。

ここのところ、さらに騎馬立がとても楽になってきた。

3年前のちょ~頑張っていた頃の騎馬立は、歩幅があり得ないぐらい今思うと
広かった。

でも自分で当時、歩幅が広いというようなことは、何も感じなかった。

ようやく、今、歩幅が全体と調和してきて、足裏の感覚がとても繊細になったように
感じられ、この下半身の安定が得られたことで、上半身の力が抜けてきたのを
感じられるようになってきた。

当時も充分に下半身は安定していると思い込んでいた。
今は、安定していても力が抜けて楽な安定に変化したことが、
感じられるようになった。

クワが緩んで動けるようには、年月が少し必要だと思う。

緩むってことがどういうことか、ほんの少し理解してきたように思います。

今でも前進の左軸は、苦手意識が強い。

あらためて、スワイショウや立禅が基本で緩みや軸や足裏の感覚が
大切なことを理解できて、スワイショウをひたすら繰り返して稽古したいと思う。

いろいろな事が日々起こる。
お教室でもいつも同じという事もなく。
新しい人がいらしたり、お休みされる方がいたり、
体調の変化や、ご家族の事、生きていてずっと同じということはあり得ない。
だけど、ただ坦々と過ごす。目の前で起こっている様々な現象が、どんな状況であれ、
ただ坦々と過ごす。

宇宙から見たら、すべてゴマ粒より小さいこと。

では、また





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