自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2014年7月7日月曜日

声楽発表会

昨日、横浜メーテルリンクという洋菓子店で
声楽の発表会でした。

私の歌った歌は、日本歌曲
「麦わら帽子」とモーツァルト、魔笛の夜の女王のアリア
「復讐の心は地獄のように胸に燃え」でした。

喉の奥を縦に完全に開いて、それから最高音は横に広げ頭のてっぺんに当てないと
一番の高音は、怪しくなる。
また心のテンションを相当あげて出ていかないといけないと思って、
復讐に心震わすテンションで舞台に立ちました。

私は、あまり怒りという表現が心の奥深くから出て来たことがない。
どんな感情なのかとずいぶん頭で考えていました。

だけど、練習すればするほど、感じることは、その美しいメロディーに
なぜモーツァルトが、こんな復讐に燃える歌詩をつけたのか、まったく理解できませんでした。
今でも理解できない。

それがモーツァルト遊び心、ただ高音が得意な歌手がいたため、
こんな曲にしちゃったのかな?と思うのです。

私ですが、要するに美しい声で歌うというレベルでは、まったくない。

叫び声の連続です。聞き苦しいかもしれないと思いながらも今チャレンジしたかった。
年齢を重ねたら出ないかもしれない。声楽の上達より今の年齢を考えました。(笑)

聞いていたお客さんが、ちゃんと高音が出ていましたとおっしゃって下さった。
出たのでしょう。有名ですし、お客さんが声楽を習っている方が多かったので、
さすがに知っている曲でしょう。

会場は、はじめから録音録画が出来るような設備が整っています。
終わった後、DVDにしていただき、後日先生からいただけることになっています。
自分の歌っている姿を見るのは、嫌だけどでも勉強になります。

とても楽しみです。

伴奏の先生は、ほんとに上手に合わせて下さいます。
安心して歌えました。

ケーキとコーヒーを最後にいただけば、会場費がかからないというとても
リーズナブルな会場なのと、録音録画設備も整いさらにピアノは、スタンウェイと
小規模な発表には、嬉しい会場です。

楽屋裏は、ケーキを作るオーブンなどあります。
はじめは、驚いたけど、だんだん居心地よく落ちつけました。

プロの歌うCDをいくつも聴きました。
やはりプロは、叫びじゃなくてちゃんと綺麗な声なんですよね。
すごいなあ~と思います。
最高音が、綺麗に出ているということは、発声練習では、たぶんあと2音や3音は、
平気で出せのだろうなと思って聞いています。
私も発声では調子が良ければあと少し上の音も出せないこともない。

でも、綺麗な声では、歌えません。

曲選びの時に声楽の先生は、普通の人は、出ないんだから歌ってみたら?
出るだけで凄いんだから!

と言われ実に気が楽な歌だと思い歌いました。

一番の問題は、あまりに大変なので、練習が沢山出来ない歌だったのです。
喉がくたびれてしまう。

1曲の途中で、喉がつってきて、あがって来て喉の奥を開きにくい
状態に喉がなってくる。
それで、それこそ声が思うように出ない。

だけれど、伴奏だけの時、ごっくんと唾をのむようにするとようやく喉が元に戻り、
最後は、大丈夫になる。

年齢を重ねると厳しいから今しか歌えないと思ってチェレンジしました。

練習したいけど、喉がくたびれて、練習出来ない。
だからプロの歌を聴く、鼻歌程度にするということを繰り返すことを
練習時間と納得させて歌ったのでした。(@_@;)


朝ドラ花子とあん、カフェで流れのは、モーツァルトですね。

では、また


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