ここのところ、太極拳教室をしていて、嬉しいことが沢山ありました。
楊名時健康太極拳のお教室で、いつも私が立禅の最後に言う言葉があります。
「心、ご自身の内側に向けて、その日の体調無理することなく、
人と比べることなく、競う事なく、ご自身の太極拳を
舞っていただきたいと思います。」
楊名時太極拳が他の太極拳と一番違うところだと思います。
真似して動くのが得意な人、得意じゃない人、
運動が得意な人、運動が苦手な人、病弱な人、持病を持っている人、
腰が痛い人、膝が痛い人、
落ち込んで心が病んでしまっている人、
元気いっぱいの人、
辛いことがあっても、
ウキウキしていて楽しくてしょうがなくても
健康のために身体を動かそうと思っても
どんな方も楊名時太極拳は、椅子に座っていても良い、
やらなくても見ているだけでも良い、気場の中で空間を共有する。
流れるような立禅、スワイショウ、八段錦、24式
この前半の気場の空間、同じ時間を共有することで、
身体の内側から徐々に身体に良いことを積み重ねていく。
教室に足を運べることの素晴らしさを
慧先生のお教室で92歳のおじさまの姿を見て毎回感動し、学びます。
お教室に間に合わなくても、いらっしゃり、仲間とランチを食べて元気そうに帰られる。
そんな楊名時太極拳のお教室をしていて、嬉しいと感じたのは、
通われている生徒さんの心が溶けたように感じる時です。
それは、私の言葉であったり、お仲間の支えであったりします。
お教室のお仲間が精神的な支えになられた方がいたり
私の言葉や存在が支えになったり、
心が溶けて癒されたり、
そんな時、お教室を開いて良かったなとつくづく嬉しく思います。
前半の気場は崩してはならない。
そういつも感じて、流れをとめないように、言葉を選んでいますが、
なかなか難しい。
では、また
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