普段、歩く時、誰も気にしていないかもしれないけれど、
みんな頭を前に傾けて、重心をつま先に移動して倒れる前に足を出して歩いています。
走るのも同じで、頭をさらに前に倒して、倒れる前に足が出るから走っていることになります。
何故かって、どうやら魚の名残りらしい。
顔から進んで行くということらしい。
進先生がそうおっしゃっています。
でも太極拳は、頭を倒さないでかかとから進んでいきます。
普通に身体に馴染んだ歩法と違う歩き方です。
後ろに下がるときも頭を倒さないで、つま先から動きます。
知らず知らず太極拳を真似だけして動いていると、少なからず上体が倒れるという
動きになってしまう。
意識して、倒れないよう動かないといけない。
ちょっとした動作でも、昨日の後楽園で、14式相手の耳を攻撃する動作でしたが、
皆さんにこのお話をしてから、もう一度部分稽古をしたら、
上体が倒れていた方が、ぴっちり倒れないで整った。
大人の習い事。やっぱり頭で理解すること大切だとつくづく感じます。
毎月一回受ける理論。
都合が合わなくて3か月受けられないこともありますが、
受けて見るとハッとすることが必ずある。
自分のレベルの向上が発見につながる。
チンプンカンプンで聞いていたころと今では、また違うなあと思います。
スワイショウも後ろ歩きと前歩きがあり、この時の頭の位置が、
太極拳に重要だってわかってきます。
色々な発見が面白いけど、
後楽園の皆さん面白いと思ってくれたかな?
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