自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2014年4月11日金曜日

尾てい骨

尾てい骨のことなんて、生活していて考えたこともないけれど、
太極拳は、とても尾てい骨を意識します。

立つということは、難しい。

立つ姿勢にも歩く姿勢にも年齢が現れる。

若く見えるにも立つ姿勢というのがとても重要です。

声楽の立つ姿勢より太極拳の姿勢は、もう少しナチュラル。
胸も背中ものびのびしている。

この時の尾てい骨の位置は、声楽も太極拳も同じ。

尾てい骨の位置を意識にとめて、歩を進める。

この時、腰を平らに進めること。平らに進めているつもりでも、
後ろから見ると平らでないことがあり、
これは、胴着を着ると帯があるからとても目立ち恐ろしい。

佳代子先生のクラスでは、4月から胴着で稽古することになった。

でもこの胴着での稽古が、一目瞭然で腰が水平かどうか、
わかってしまう。

最後の定式で腰は、水平になるかもしれない。
でも途中の動きの中でも水平に回転していないと
どこか見ていて何かカッコ悪い感じになってしまう。
何がカッコ悪いのか、なかなかわからないかもしれない。

縦横じっくり動きを見ていると後ろから見れば、
すぐわかる。

昨日、夜の木曜日のお教室、火曜日の審査を受ける方が、
ここ3回続けて来ている。
昨夜は、マンツーマンだったので、じっくり見て、指導しました。

彼女は、足の虚実を分けられるようになって、
へんな癖を出さない。
自宅で慧先生のDVDをよく見ていて、理解が早い。

ウエストをもう少し上手に使えるようになると良いのですが、
それでも、方向性を定めたら、少しウエストが上手に使えるようになりました。
前回までの動きをなおしてきたので、
パニックにならなそうだったから、少し難しいことを指導したけれど、
多分出来るようになるかもと資格審査の動きを見るのが楽しみです。
まだ前後の虚実や上下感は、難しいと思う。
でも経験年数からすると良い虚実の分け方です。

きっと緊張するから上手く動けないかもしれません。

部分稽古、体勢を崩さないで20式も出来ています。
でも大きな動きで体勢を崩さないことは、実はとてもわかりやすい。

一番怖いのは、2式で、尾てい骨の位置がわかりにくいのと、
腰が途中の動作で斜めになりやすい。だからはじめの5式までが、
いかに綺麗に動けるかで、ほとんど太極拳の動きが決まってくる。

佳代子先生のクラスで腰を直して、
微妙なところが直ってくると、佳代子先生のお教室で感じたことは、
皆さんの動きが見事な美しさになってくる。

この水平な感覚を私がはっきり理解出来たのは、
橋口先生に帯を引っ張られて、2式を動いた昨年の佳代子先生の合宿で、
新宿のお教室でYさんが私があまりに動きが変わって驚いたから、
4月から本部の慧先生の指導者育成の1年の講習を受ける気になった
と先日話して下さいました。

このクラスで一番勉強になったのは、橋口先生や慧先生が、皆さんの動きをなおすことです。
見違えるように綺麗になる。

どこが違うってやはり尾てい骨の位置なんです。







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