自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2019年1月15日火曜日

代講

昨日は、東京の本部で帯Ⅱの稽古がありました。
前日朝に佳代子先生からメール、暮れから風邪をひいた中
外の稽古で声を出して声帯を壊して声が出なくなってしまい、
私に代講をお願いしますという内容でした。

メールをいただいた瞬間に、いろいろ頭を巡らせました。
この帯Ⅱは、元々いらしたメンバーよりも私は後から入りましたし
全国から佳代子先生に習いたいと言う思いでやる気のあるメンバーが
集まっているのに、私の代講だったら少なくとも相当ガッカリされるかもしれない、
でも佳代子先生は、本当にお困りだという事もわかりました。
だから引き受けないと体育会系の私としては、
先輩からの頼まれた事をお断りなど出来ない。
佳代子先生の一大事、覚悟を決めてお引き受けしました。

この帯Ⅱの稽古は、出来る人の集まりだから普段のお当番は余計な事を
言わないでただ号令だけで何も言わないのです。
24式は静かにやりましたが、八段錦は、いつもの声出しで行いました。
いつもの通りやれば良いという佳代子先生からのお話しでした。

仲間からも褒めていただき
無事に終わりほっとしました。
5年前ぐらいに進先生の講義が終わると私の素朴な疑問を
ぶつけて質問攻めにした時期がありましたが、その時に
楊名時太極拳との大きな違いを感じ取る事も出来て、
だから名時先生は、こういう動きに変えたんだ、こういう稽古要諦を大切にされたんだと
自分なりに納得している事をわかりやすく説明しました。
楊名時太極拳をよく理解していると佳代子先生にも褒めていただき、
自分の解釈が間違っていなかったことも嬉しかったですし、
楊名時太極拳の心の表現についても上手く伝える事が出来たように思います。

新年会美味しいお料理も沢山いただき何より与えられた大役が無事に
終わった事の安堵感とたまたまこのような機会を与えて下さった佳代子先生への
感謝の気持ちとお仲間の暖かい同心協力のお気持ちに大変感謝する一日でした。

さらに私も指導を学んでいきたいと思います。
今の自分に出来る事を精一杯伝えていくしかないとも思います。

お仲間が私の言葉をメモを沢山取りながら聞いてくれたのも嬉しかったです。
私の理解、聞いている方の理解、はじめて数年の方の理解、また太極拳をはじめたばかりの方の理解、ぜんぜん違うのが太極拳の深くとても面白いところです。

佳代子先生の前で指導するという緊張感も味わえました。
とても良い経験になりました。
ありがとうございました。



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