神田道場での初稽古です。
そのあと新年会があり、いつもの稽古よりも早い時間から
開始なので、早めの高速バスで出かけます。
覚悟というのは、物事何をするにも必要だと思います。
何でも覚悟を決めれば心が落ち着く気がします。
いつも思うところですが、お教室での稽古の時に、例えばあまりにも
私が緊張して声が震え、足ががたがた震えて指導がシドロモドロだったら
どうでしょうか?
生徒さんがゆったり心を落ち着けてゆったりと深い呼吸で動けるためには
私自身が落ち着いたゆとりのある気持ちでなかったら
生徒さんがゆったりした気持ちになれない。
それどころか、先生大丈夫かしらとハラハラしてしまう。
だからこそ、始める前に不安を払拭するだけの覚悟がなければ
いけない。
はじめての指導をすることになった時がありました。
O先生の具合が悪くなられて、夜にお電話をいただきました。
その時HさんがアシスタントでついていたからHさんが代行することになっていたのですが、
Hさんが単身赴任のご主人が風邪をひいていてご主人のところにいっていた
Hさんが帰ってこられないという状況でした。
でも責任感でHさんは帰ってこられて(今思うとご主人さまお気の毒でした)
Hさんが代講されました。
その夜に、まだ一度も指導などした事がなかった私は、何としてもやらなくてはと覚悟を決めました。
結果、その時は、指導をすることなく終わりましたが、その後にO先生がずっと指導者に
なりなさいと亡くなる前におっしゃって下さった事が実現して、今の私があります。
ですから、覚悟を決める事が何をするにも大事だと思っています。
覚悟っていうのは、心の問題です。
それには、やはり何回も稽古して良い指導者に恵まれ学んだ経験も大きい力です。
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