帯の会を都合で辞めてしまう方がいて長年キャンセル待ちしていた
新しい方が入られて、たまたま私は新しい方と稽古させていただきました。
良い意味で流れが出来ていて、とても上手に動かれていて
お教室で指導もされている方でした。
流れがあるという事は、ある意味虚実がとても曖昧になり曖昧な虚実のために
外の筋肉を使い蹴って足を寄せてしまうところ、背式といって胸含背抜が
崩れてしまうところなど流れで気付けてないところを修正させていただきました。
胸含背抜という事が崩れやすいのに私の動きを見て実に綺麗だと褒めていただきました。
胸と背の関係が崩れると深い呼吸がしにくくなる。
なのでやはり崩さないために、肩と腰を上手に使っていかないと
いけないところで手だけの動きになってはいけない。
手で強引に引きこんでは、呼吸が深い呼吸にならないという事を身体で感じられると良い
なあと思いました。手で引きこむと呼吸が鋭くなりゆっくりしないのです。
肺を窮屈にしない事が楊名時太極拳の動きの一番良いところじゃないでしょうか。
稽古要諦に重点をおくと実にシンプルな動きになり
無理がないのです。
いかに稽古要諦に基づく動きにしていくかという事が、
大事に思います。
自分の動きに振り回されないよう重心の移動は明らかに動けると
寄せる足は軽やかで力で蹴って動かなくても軽やかになります。
踵軸を意識するとそってしまう傾向が自分にあるので、
私は足裏全体を実にして大地を踏みしめ軽やかな重心の乗せ換えを
慎重に動きたい。
名時先生が足で呼吸をしているようだと言われていたという事を
目標に足裏の実を意識して私もいつの日か足で呼吸しているようだと
言われるような動きを目指していきたい。
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