自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2019年3月30日土曜日

虚実

虚と実の間に太極拳の素晴らしさを感じています。
虚実が曖昧なところを味わい尽くしたいといつも思っています。

動きの中に、呼吸が意識される事の虚実の中に必ず吸うわけでもなく吐くわけでもない時が私の中では出来ていて、その実に曖昧な呼吸の間に身体の中の勁が内側から爆発するように感じる瞬間が動きの中で連続して起こる気がしてならないのです。

人に説明するのには難しい。
声楽の先生にお腹を歌う時にずっと凹ませているように指導されていて太極拳でもほとんどこの状態だからかもしれない。

だけどもお腹はぐっと力を入れている感覚はすでにない。声楽の時にはずっと極端にしめ続けていたら、太極拳ではその半分くらい気楽な感覚だからです。

おのずと、丹田に意識が入り、実に下半身は安定していて、腰の回転と虚実が曖昧な瞬間に内側から勁が爆発する感覚がある。

爆発と言う表現は激し過ぎるけど、
定式のほんの数秒手前で起きる。
外の動きは、一番緩ませた瞬間だから、
流れるように力を抜いた時です。

私の中の吸う息と吐く息が実にはっきりしない間の中の出来事で文章に書いたけれど、説明の実に難しいことです。

ものすごく回数を稽古してきたし稽古していると思っていて、週に10回と自分の教室が増えてまた土曜日日曜日月曜日と2週間くらい休みなく動き続けているとさすがに意識が深いところになって、誰かに言う内容でもなく理解されないと思うんだけど、書きたくなり書いてみました。

昨日、ビックリするようなお話をいただきました。私の太極拳指導人生がまた大きく発展していくかもしれません。
やはり断捨離して気の流れを良くして運は、良くなると思います。

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