神田の道場の床は、とても動きやすく、何とも足裏に気持ち良い床です。
昨日、指導者研修のあと、橋口先生、慧先生、佳代子先生とお話して、
橋口先生の美しいお写真を見て、橋口先生に感想をお話していました。
後光がさしているような橋口先生の美しい舞は、私の心を魅了して、
夢中にさせました。
その橋口先生が7月の合宿で私の腰を引っ張ったりして修正をして整えて下さった、
あの手の感覚と言葉で、ここ1か月半稽古を重ねてきました。
慧先生が、あなたの太極拳は素晴らしく上手くなったわねと褒めていただき、
佳代子先生も変わったわね~、がっちり力が入らなくなって、ほんとに良くなったね。
橋口先生が、ほんとに良くなったわね、太極拳には、伸びる時期があるのよ。
今はね、あなたは、まさに伸びしろで、だから指導したのよ。
と先生方からありがたいお言葉をいただきました。
それでも、昨日の佳代子先生のご指導中、自分での動きが、ああ違うと思ったら、
佳代子先生が、Kちゃん!がっつり上から沈み込まないでくれる、違うでしょ!
ちょっと定式して、そのまま深くして前足に重心移して、後ろ足緩めて、
その状態になるように動くんだけど、上からいかないでよ、わかる!下からでしょ!
と指導を受けた。
太極拳、頭でわかったことが、動作に出すのが難しい。
そのあと全体に動きながら佳代子先生が指導をされた。ああそうだった、
橋口先生が合宿でおっしゃったことと頭の中でむすびついた。
う~んそうだ!褒めていただいたけど、稽古していかなくちゃ、まだまだだなと
あらためて感じました。
微妙な尾てい骨の位置なんです。
この尾てい骨の位置を意識出来てくるまで、やっぱり10年かかったのかなと
思います。誤差は、1センチあるかないかです。
楊名時太極拳は、何でも良いんでしょ!気持ち良ければ良いんでしょ!
と慧先生がよく皆さんに言われるそうですが、
「何でも良いわけじゃないのよ~。楊名時先生がおっしゃった
事は、稽古して行かないと・・・」
何でも良いってもんじゃないですよね。何でも良ければ稽古を続ける意味を見失う。
階段のように上がって行く。
健康のために続けたいと思うのであれば、1週間に一度で充分に健康効果が期待できる。
集まって楽しい、それで良いのです。
ちょっと向上心が出て来たら、実に奥が深く、面白い。
佳代子先生が、太極拳が好きで続けて来た人は、変なやつばかりとおっしゃったけど、
ほんとに私は変なやつだね。(笑)(^_-)-☆