自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2019年3月16日土曜日

将来

近い将来は、神田道場で教室が開けたらなあと思います。
もちろん山梨の教室も続けます。

まずは指導者を育てていきたい。
夢は膨らみます。

昨夜、杖をついて奥様といらした方、
山梨医大の先生がリハビリに太極拳をしてくださいとおっしゃったそうです。

長く立っているのも大変そうで、
私も今日の指導内容をどうしようか一瞬悩みましたが、私の教室には八年前からパーキンソンの方もいて、大変お元気に続けていらっしゃるし、持病の方も沢山いらっしゃる。
皆さんが症状が改善している。
でも元気な20代の方も来ている。

もし私が病気だったら、回りの人が
やたらに気を使ったら嫌だろうし、
だけど、足の感覚がなく杖ついた状況の
方が、また来たい、続けたいと思って貰わないといけない。継続しなければ意味がない。いろいろな事が頭に巡りました。
だけど、私は、いつも通りの稽古にしなければと思った。
私に勇気を下さっている持病が改善された多くの生徒さんの顔がよぎり、感謝と覚悟が出来ています。

杖をついてやっと歩かれていらした。ものすごい勇気で藁にすがる気持ちでいらっしゃったと思う。
将来の不安、お医者さんから見離されたと
言う言い方は悪いけど、良くなりたいと思う光をこんな私が与えなくては、そんな事を考えながらのお教室になりました。

午後のお教室も新しくパーキンソンの方が入られた。
帰りにリュックを歩きながら背負ってバタンと倒れた。
良く八年前から通われているパーキンソンの方が、転んだ話をされていたのが太極拳をはじめて全く転ばなくなったとおっしゃっていたなと思って、「大丈夫ですよ、良く転ぶのよね」と言ったら、「転ぶから膝にクッションのサポーターをしているから皆さん驚かせて悪いけど、大丈夫です」とおっしゃってました。

揚名時太極拳は、健康、友好、平和を願い太極拳をします。

持病の方にどなたにも言う事は、
騙されたと思って、継続して来て下さいと言うことです。
私は、静かな見取り稽古は、前半しません。はじめて来た持病で何とか身動かそうといらした方には、継続すら無理だと感じさせてしまうから。見学している方も飽きないように思います。

やっと立って杖をつかれていた方が、動けないなりに重心移動をされたら、顔も手足も気血がめぐり、暖房が壊れていた教室なのに暑い暑いとおっしゃっていました。

ほとんど動けてはいないけど、私の言葉に身体のイメージが膨らみ、頭で感じて身体に気血が巡ったと思いました。右を見て、左を見てとの声に首を動かされる。

奥様も介護で心配してらして、今日は足が痛いから見学しますと心配そうにご主人を見ていらした。

帰る時に、来週から私も一緒にやりますと言って下さいました。
継続していかれたら、一番身体が変わるのをご主人自身が感じられると思います。

良くなるに違いない。
明るい未来を見て生きるのと不安な未来を見て生きるのと、どちらが良いですか?

騙されたと思ってでも私の教室に通って欲しい。
また何となく集中しにくい状況になるかもしれないお教室の生徒さんに暖かい気持ちで見守って欲しい。気にしないで欲しい。自分の稽古に集中して欲しい。
しばらくして、お仲間が元気になる姿を想像して欲しい。

生きる事は、大変な事があるかもしれないけど、太極拳の素晴らしい仲間との交流、
教室の仲間の健康を祈り、
仲間のご家族の健康を祈り、
平和を祈り集中して舞う揚名時太極拳の素晴らしさをこれからも伝えていきたい。

一人でも多くの方が、明るい気持ちで帰る事が出来るようにそんなパワーのある言葉をどうか私に授けて下さいと揚名時先生にお願いします。

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