自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2016年1月13日水曜日

ショパンワルツ7番

昨夜の稽古のあと、なんて気持ち良いんだろうと
つくづく実感した。

内側が緩んで、頭がいっちゃいそうで、
最後の動くときには、自分の世界で動く。
指導しているなんてことから離れて、自分の動きに集中する。

昨日ピアノのレッスンで、練習方法を変えましたか?
と先生に聞かれた。

何回か弾いている間にショパンワルツの曲の中に入り込んだ。
この何か懐かしいようなそんな気持ちと幸福感とそしてまた、
現実と過去と悲しみと喜びと
そんなものを感じ弾き始めた。

左手がこんなに強くちゃいけないとか、自分でもう少しこう弾きたいと
思う気持ちがあるのに、なかなかテクニックも追いつかないのだけれど、
こうしたいという一つのストーリーが生まれた。

一曲が終わるまでの短くも長いストーリー。

油絵のようでなく水彩画。
さらりと弾きたい。

太極拳24式の中でのストーリーもそうかもしれない。
私の太極拳を死ぬまでに水彩画のようにしていきたい。

歌うように弾くと、日本人は、揉み手のリズムになり、
ワルツが重たくなるそうで、
変なところで溜めたくなる。
それは
垢ぬけない日本人の演奏になるというアドバイスで、
ヨーロッパ的な歌にしていかないといけないと
要所要所で教えていただいた。

どこまで、自分の思うようにテクニックがついてくるかわからないけれども、
そんな風に弾けたら良いなとレッスンから帰ってからと
夜の太極拳の稽古の後、お風呂に入る前にしばらく弾いてみた。

ここのところ弾けるようになってからの時間が短く本番に突入。
曲について深く想いを寄せる時間がなかった。
練習不足を実感したから、今度の6月の発表会までには、
相当弾きこんで臨みたいと思う。

ピアノをはじめたばかりの頃の弾きこみは半端じゃなかった。
その原点に返った。

声楽も同じ。
でも喉は疲れる。
だから無理しない。

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