自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2014年3月2日日曜日

北海道の友人

北海道の友人は、躁鬱を長年患っている。財産家で東京にも土地やマンションも
持っていて金銭的に困っていない。東京にいたけどご主人定年後に
若いころ北海道でケンタッキーファームという牧場を経営していたから北海道に行ったのです。
牧場は売ってしまったけど、
家を建ててご主人とのんびり暮らしています。
お子さんはいらっしゃらない。

何か気になることがあると、朝の7時に電話をかけてくる。
何事かと受話器を取ると、
「朝早くからごめんなさい、うるさいSです。何回も電話しちゃってごめんなさい。」

というのが、彼女からの電話の台詞のようになっている。

でも朝は、さすがに忙しいと思うのか、非常に早く内容をきりあげてくれます。

何かに囚われて夢中になると、夜も9時ごろかかってくる。
夜は長い。同じ話が3回ぐらい続きます。

だけど、彼女が病気だとわかっているので、たまには面倒だと思う事もあるけど、
へ~とかなるほどとかあいずちをして聞いています。
たまに面白いこともあり、そんなものかと思っているので、
ひたすら笑いながら聞いています。

面白いことに、電話が続くと申し訳なく思うのか、
近くの農協からその時の農産物などいろいろ送って下さいます。

先日、雪の前に、Sさんが送ってくれたあずきで雪の時には、お汁粉作って食べましたよと言ったら、またあずきを送ってくれました。新豆で非常に美味しい。

私は、白い豆が好きだと言ったら、今年は、もうないからトラ豆を送るわと今朝も
朝の7時の電話でそう言ってました。

鳥ゴボウという白身魚のミンチは、2キロ送ってくれたし、かぼちゃは、昨年12個送ってくれた。
ホワイトアスパラも1箱送っていただいた。昆布もとても良い昆布を送ってくれます。
おかげで私は昆布は、買ったことがない。

電話を3回かけてくると何か送ってくるから面白い。

私から何か果物など送ると怒る。だけど私の漬けた梅干しだけは、喜んでくれる。

親戚にはうるさがられ、友人には、面倒がられ、話を聞けば気の毒で、
誰かと話したいけど、車で出かけないと家が回りにないところなんですよね。
それが北海道。
お隣まで1キロとか普通らしい。

ところが、今のこの時期は、夢中で電話をかけてくるのだけれど、
暖かくなるとパタッと電話が来なくなる。
多分暖かくなると出かけやすく、話が出来る人と会うことが出来るようになるからでしょう。

鬱になりそうなころ私に電話をかけてきて乗り切るらしい。

毎年1月2月3月は、朝から晩から、2日に1回かおおい日は1日に3回朝、午後、晩の電話。

どのように料理したか送ったものを料理した話を聞きたがる。

女性は、人と話をすることで元気になるんだなと思います。
(笑)







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