自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2016年3月9日水曜日

間の中にも大切な物がある、陰陽虚実を
分ける分清虚実という稽古要諦の説明の
時に慧先生が使われた言葉。

音楽も同じだなと思う。
昨日のピアノのレッスン。
間は、呼吸を吸うことでもあったりする。

練習の初めの頃は、ゆっくりのテンポでメトロノームを
かけての練習からはじまり、テンポアップにもとても
メトロノームが大切なで、カチカチという音と
拍子でチーンと音鳴らしながらのメトロノームを
使って練習する。

ある程度弾けるようになると、今度はメトロノームが邪魔に
思えてカンタービレ歌うように演奏すると
必ず呼吸をすることになる。

呼吸を流して弾いていると吸う間が必要になる。
それが休符があればゆっくりと吸える。
休符がない時でも吸わなければ吐けないのだから、
どこかで吸わなければ呼吸が続かない。

今弾いているショパンのワルツ7番は、自分が弾きながら世界に入り込んでしまう。
懐かしさや安心や楽しさや苦しさや悲しみ。
そんなものが心を動かす。

こんなことあったじゃない。そうだったなあ~。
でも今はこんな風だなとか弾いているとその曲の展開に懐かしさもよみがえる。

この音を響かせたいと思う音が出てくる。

また逆に自分のテクニックの足りなさで変な音が響くとまだまだだなと
思ってしまう。

先生が、ここは吸っても良いとかリタルランドをかけて弾いているけれどそれでも良いとか、リタルランドかけずに弾く人もいるとか、
呼吸を吸う事で間を取っても良いところなど色々な事を教えていただく。
次の音に行きたくて、音を伸ばしきれないで4分音符が長さが足りないところとか、細かいチャックをしていただく。

客観的に自分の演奏を録音して聴いたりしてみないといけないなあと思う。

6月の発表会まで間がある。
今回納得いくように仕上げて弾きたいと思う。

以前のような練習時間に戻した。
一時あまり弾けないこともあった。
指を動かしていると脳の中で何かが起こっているようにも思う。

呼吸。間。
何事にも共通するとても大切なものと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿