発表会、終わりました。
とても満足のいく演奏とは言えませんでしたが、まあ終わったのでホッとしました。
前半は左手がすぐ近くに下り音を弾くところが、右手は同じで後半は音が飛びます。
何とまあ!ここのところ後半を何回も練習したためか、前半の左手、ひょいっと手が左に飛んで
くれちゃった。
ヤバイと戻して弾きました。
我が家の鍵盤が重たい。けれど会場の鍵盤の軽いこと。ふわふわした感じ。
ボストンは、重たいのです。我が家より重い鍵盤が会場だったことはなく、
あまりにも違うので、少し本番前に軽い鍵盤のところで練習しておきたいと
思ってしまいました。
楽しく展開するところ、楽しく展開出来なかったし、自分としては、納得がいきません。
想像できない緊張感。
人前で話をしたりする緊張感とは、ぜんぜん違う世界です。
次回また頑張ろうと思う。
体育会系の私は、この緊張感を根性で乗り切ろうと思うけれど、どうも違う。
よし勢いつけるぞ!と1000円ぐらいのイチロー推薦のユンケルを飲んで弾くというのも違う。
生徒の皆さんと何だろうねと言ったら、お一人のおばさまが、どちらかと言うと、
平常心が必要ね、まったく何事もないような落ちついた心よね。
という。
そうです。その通りです。
舞台に出て行った、ひとまずマニアル通り、会場全体を見回してからお辞儀してみた。
誰の顔も認識できない。ああ緊張してるなと思った。
椅子に座ったら、前の譜面台が立ってる。
楽譜見ちゃいけないのに、こんなもの立てておかないでよ。
と楽譜を見てはいけないことをこんな時にブツブツと頭をよぎり、譜面台をねかせてみた。
大地から気を吸い上げ、頭のてっぺんにまで、そしてまた大地に気を戻す。
丹田を意識しと座りながら少々太極拳の深呼吸。
さて弾くか。
でもねえ指が震える。鍵盤が雲のように軽い。
ふわふわしてタッチがぶれる感じがする。
でも歌わなくちゃ呼吸を吐かなくちゃ。呼吸を流さなくちゃとそればかり思って弾きました。
疲れた~~。緊張感は、そのあとどっとくたびれる。
自宅に帰ると玄関の前にトウモロコシ。
ありがたい、どなただろうか?でもめんどい。だけど新しいうちに蒸さないと・・・・
ぼ~としながら皮をむいて、蒸した。
ゆでる人も電子レンジの人もいるみたいだけど、私、蒸す派です。
とうもろこしの香りがして、また日常に帰った気がした。
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