自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2017年11月13日月曜日

深い呼吸 十字手

室内でいつも太極拳のお教室を行っているのですが、
青空太極拳が2週続き、また早朝太極拳と
外で気功法でもある楊名時八段錦24式太極拳をすると
肺の中に深く新しい空気が満ちて、細胞全体がよみがえったような心地よさです。

私のやっている太極拳は、動きやすい服装であれば、他に何もいりません。
身体一つ、どこでも出来るのです。


自分で動けるように八段錦の一つや太極拳も十字手と起勢だけでも
自分のものにしておくと、それこそどこでも、自分でできます。
仲間と動く事がより良い気が巡るのですが、
たまには、一人でベランダでも庭でも
ゆったりと内側から広がるような心地よい呼吸の動作は、
癒しの時間になるでしょう。

昨日の早朝と青空での太極拳は、自分の身体が本当に喜んでいるのを
感じました。

背骨は固定しているわけでもなく、自然に手をあげれば撓み緩み
胸の内側から広がりまた緩みながらも頭の
てっぺんが天に伸びていく感覚で深い呼吸を繰り返すこと。
リラックスして、歩を進めなかったとしても、
頭で考えるのではなく、身体が心地よいと思ってくれる事を最大限感じるのです。

みなさんも立ち上がり両手を大きく吸う呼吸で広げて頭上でクロスして吐く呼吸で
さげてみましょう。
何も考えず背骨も固めず伸びあがり膨らみそして緩め頭のてっぺんを吐くときに
天に伸びていくイメージを持って手を下げてみましょう。

楊名時先生がつけて下さった簡化24式太極拳にはない十字手の動作。

私は、この十字手が24式始まる前にあることが大好きです。

この後からはじまる24式が自分の中のストーリーのように
自分の人生の物語のように感じることもある。

この世の生を楽しむ最高のプレゼントのように
豊かな心でいつもこの十字手を幸せ感を感じながら動きます。

楊名時八段錦24式がお一人お一人の宝物になるように
そんなことを願っていつも指導しています。

動きがどうのとかそんなことはどうでも良いのではと思う事もあります。

肩が痛くて腕が上がらない時があるかもしれない、
怪我や動けない事があるかもしれない。
ベットの中で頭のイメージだけでも十字手をしてみる。

動いていた経験があれば、その心地よさが動かなくてもイメージ出来る。

深い呼吸は、自分がコントロールできる臓器。

楊名時八段錦太極拳という素晴らしいブランドを守るべき時です。
そのために私は、綺麗でまた武術的にも芸術的にも良いと言える
太極拳を動けないといけないとも思うのです。

稽古を繰り返して・・・

楊名時八段錦太極拳を山梨県に普及させていく使命を感じながら、
それでいて、動きなんて気にしないで
静かな心、平らかな心、競わない心、心息動を大事にされた
楊名時先生の心、これを一番大切に伝えていかないといけない。

8年前かなあ楊慧先生の八ヶ岳の研修旅行に
行った時にはじめて楊慧先生と24式したあと、
大泣きしたんです。

娘を亡くした悲しみがその時、すべて癒された気がした。
慧先生と皆さんと24式した時にその時一緒にいた他の方々とも
気が流れ心が動いたんです。

病院でも太極拳に救われたんです。
いつも娘の前では、明るく振舞えた。

この気持ちがあるから、私の楊名時太極拳への想いは、
半端ではないんだなあ。

慧先生も進先生も応援していこうと決めているんです。












0 件のコメント:

コメントを投稿