自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2018年7月11日水曜日

やや顎をひく

太極拳のお教室は、暑いけれど、今日のニードも後楽園も
エアコンの中で稽古が出来るから、
夏の暑い時期にも運動が出来るって素晴らしい事ですね。


やや顎をひいて、頭の頂を一番高いとことにしておく姿勢が太極拳で大切な
頭の位置なのだけれど、無理なくこの姿勢を保つのがなかなか難しい。

顎をひくからと言って下を向くのとは違う。

すっと立つ難しさを感じています。

ものすごく極端に顎を引き首を押し引き上げた
姿勢をはじめたばかりの頃に首が痛くなるほど何も知らずに
していた時期がありました。はじめたばかりの頃で首が痛くなるほど頑張って
頭を上に引き上げようとしていた時期で、30代後半から40代前半にかけてでしたが
考えてみるとあの極端な姿勢を続けた時期が、今思うとさすがに極端だったけれど、
頭の頂を一番上にして良い姿勢を維持する今の私の姿勢を作ったように
思うから、何でも無駄な事はないんだなとこの頃思います。

お尻ぷりっとそらない姿勢。

背中が平らにTシャツが真っすぐに下に垂れる。

身体全体がそらない。

腰をたてる尾骨を入れる。

自分がまっすぐだと思っていた姿勢が斜めにそっていた事に気が付いた時の
衝撃ったらなかった。踵を軸にと意識すると私の場合完全に後ろにそってしまう。
意識が前の足裏にのりようやく私の場合真っすぐに立てる。

自分がまっすぐに立てるようになるのに、長い年月が必要でした。

いろいろ修正する場所があった。
股関節が緩む事が一番時間がかかりました。
尾骨が極端に前に向いていた。
これだと股関節が緩めない。

腰を立てて尾骨を前に出すんだけれどもこれがまた
極端ではなかった。

生徒さんが、以前私のスワイショウが綺麗ですが、どうしたら良いですか?と
質問してこられた方があり、軸を意識して頭を動かさないように、
しかし重心移動して重心を載せた逆を見るのですよと言ったけど、
意識して修正して回数もしないといけないけど、
そうもなかなか言えない。

目線が一番大事ですね。平らにしないと
顔が下向いているとダメですね。

後ろ歩きの重心移動の時は頭を動かさない。
前歩きの時は頭の位置を左右にふる。

楊名時太極拳のスワイショウは、後ろ歩きだけど、
関節を緩める事が目的で、あまり細かい指導はないのだけれど、
でもやっぱり軸が出来て動ける基本だから大事だと思う。

これがまた頭の頂が一番高いところにおいておかないと綺麗に回れない。
顎を引きすぎて下向いたらダメだし。

だけどこの細かいところなど一つ一つ丁寧に修正を重ねて
それが必要と自分自ら感じてきたら、そうすると太極拳も伸びるのかなあ。
といつも思う。





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