昨日、神田道場で慧先生の指導者講習会でした。
終わった後、慧先生に質問していたら、橋口先生もご一緒に説明して下さった。
慧先生は、いつも穏やかでそれで良いのよ~と優しくお返事して下さいました。
橋口先生は、「もっとね身体が緩んでいたら、そんな修正しなくても出来ますよ。
あなたは、完全にまだまだ緩んでないのよね。だからそうなのよ。」
と厳しいお言葉にしびれました。
まだ緩んでない。
ぐっときました。
さて、この緩みは、太極拳の稽古の回数でつかめるものなのか?
年月なのか?
太極拳をはじめて3年目のころ、自分は力が抜けてきたなと
思っていました。
5年目のころ、もっとぬけて来たなと感じ、8年目、だいたい良いんじゃないかと
思っていたら、大堀先生にボロボロにされ、12年目の最近、
ようやく、佳代子先生や慧先生に緩んできたわねと褒めていただいたところでした。
橋口先生のお言葉、
これからも毎日稽古に励みなさいと激励していただいた気がしました。
太極拳、終わりのない世界なのです。
常に上を見て、稽古に励む世界。
あたりまえの同じことの繰り返し。
あたりまえの事を繰り返しすることの難しさ。
その中であたりまえのことが、いつの間にかあたりまえじゃない変化に気がつき、
さらにあたりまえのことを繰り返すことで、何かつかんでいくものがある。
私は、左足軸が苦手です。
昨日そうだと基本のスワイショウから軸をみなおすことにしました。
自分の軸が左足の時に右足とは違う感覚に気がついた。
ピアノを練習しながら、左手の練習曲、ショパン革命を弾きながら、
こうやって自分の身体も左と右と苦手なところを練習曲のように克服して
いこうとあらためて感じた昨日。
橋口先生の厳しくもあり暖かいことばに、体育会系はしびれるのでありました。
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