自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2013年10月29日火曜日

オーラ

楊名時健康太極拳で一番大切に伝えていきたい事は何だろうとずっと思っていた。

色々な先生から教わり、動きの意味や形の正確さなど、自分で納得いくようにと
理解力を高めようと学んできた。

それをいかにわかりやすく伝えようかと考えながら指導してきた。

先日、フェラインで、日曜日コンサートを聴いた、毎回どんどんテクニックが上達され、
とても良いコンサートで、内容にもとても満足したのですが、
何か私の中で物足りない。

何かなと思っていたら、某会長に何気なく伺ったら、華があればねと言うような
ことをおっしゃった。

華だ~。
そうだオーラだ~。

身体から充ち溢れた強いオーラ。

慧先生の指導を受けて、どんなところが良いのかと、以前指導を受けていない
仲間に聞かれたことがあった。
その時、動きの美しさなどと表現が上手に出来なかった。

慧先生には確かに佳代子先生や橋口先生に教わる時とは違う何かがある。
動きを教えていただく時に、佳代子先生はさすがスポーツインストラクター
わかりやすく伝えて下さる。
個人的に質問すると橋口先生から、昨日ものすごく私の疑問が解けた回答が
得られた。

慧先生は、何が違うってとにかくすごくオーラがある。
何かその場の世界観が変わっちゃうような、それは、誰にも真似の出来ない
素晴らしい世界。

そうだ~私の求めているのは、オーラを磨く事で、
生徒さんから活き活きとした生命エネルギーが出てくるような
そんな指導が出来たら良いと思った。

立禅が基本。12週の中で、1式2式は動きの説明が大変なので、
22式23式の動きを丁寧に行ったあと、動きが難しくないので、
その時間を利用して、立禅を丁寧に指導する日と決めている。

すっと天に貫いた立ち方。でも足裏はしっかり大地を踏みしめている。
丹田だけ充実している。
どこにも力が入らない。

膝で立った時の腰のまま立ちあがってみる。
一番わかりやすいかな~。

だけど、トイレの便座に座ってみた。
腰かけている時の少し立てた腰の感じも近い

私の習っている代々木の声楽の先生は、ナチュラルな胸。
立禅と同じ立ち方で良いと言う。

能の役者も同じ立ち方。

ただ立つことだけど、綺麗に立つことのなんて難しいこと。

最近足裏の重要なことにさらに気がついた。
今まで私は、足裏を意識していたようで、今の自分から考えると、
ぜんぜん意識がいってなかった。

足裏全体がやはりしっかり大地に根を生やしていながら、重心はややかかとよりの
そんな感覚。

昨日、橋口先生に疑問を解決していただいた時の先生のおっしゃったことも
足裏でした。

太極拳の話になってしまったけど、ピアニストもオーラがあってこそ観衆が
魅了する。だから自分のオーラを磨かなくちゃいけない。

どんな世界でも、もしかしたらテクニックよりオーラの方が大切かもしれない。

太極拳、自分の回りの球体を意識して、その球体を優しくなぜる動き。
自分の球体を優しく手で磨くのが太極拳だと感じます。

みんなで自分のオーラを磨こう。


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