第３７回指導者研修会

第３７回指導者研修会の箱根合宿は、とても素晴らしい内容でした。
指導者育成委員の皆さんがとてもご苦労なさってこの内容を
決められたと思います。日本健康太極拳協会のスタッフの方と
お食事をご一緒して、一緒に太極拳したいでしょう？と伺うと
はい、我慢していますとおっしゃっていました。
Ｓ先生のお教室で指導員を取られていて、一緒に朝稽古は動いたら良いんじゃないかと
思いました。

夕食後の交流会で、私が皆さんの前で質問しなかった事は、
後から考えると自分でも失敗したなと思いました。
聞こうと手を上げようかと思うと次の方にもうマイクがいって時間がなさそうだったので
申し訳ない気がしてしまいました。
研修会で進先生のワンポイントレッスン、慧先生のワンポイントレッスンの
後で慧先生が私に突然、皆さんの前で生命に係る染色体について
話しをするようにと言われ、皆さんの前でお話しさせていただいた事も
やや質問を踏みとどまらせた原因になりました。

あまり目立たないようにしたいという後ろ向きな気持ちがそこにありました。

次の日に質問してくれたら良かったのにと佳代子先生から言われて
やや反省しました。
自分は自分らしくあるべきでした。

その後たまたま前朝カルのＨ先生とお話しをさせていただいた。
Ｈ先生が、楊先生はねと楊名時先生の事をおっしゃるのですが、
その人の良いところをいつも引き出して下さったのだから、
あなたが目立つなどという事であなたが目立たないようにしようと
思う必要はなくて、染色体のお話もとても良く皆が勉強になったし
良い話だったわよと言って下さいました。
だから次回は、遠慮なくしたほうが良いと言われました。
その後、楊先生がおっしゃっていた深いお話をお聴きしました。
自分が当時感じていた事よりもおっしゃった内容がまた深い事に年齢を
重ねて思うという事で、さらにまた深く思う事につながり、
それがわかってきて非常に楽しいのだとおっしゃっていました。

最近ちょっと思う事は、テレビなどでもそうだけれど、対談という形で
良いお話というのは聞きだすと良いように思う。
面白く質問をして良いお話を聞きだすという方が諸先輩先生方は、
本当に楽しいお話をしてくださいます。

Ｈ先生からの良いお話しというのもいつも以前ランチを食べている時に
聞きだすとはじめて話が出てくるという事が多かった。
今回もこちらが教えていただきたくお話を伺うと本当に良いお話を
して下さいました。

自ら話す内容を考えると言うのも結構大変で良い想い出は、
心深く奥に入っているように感じます。

私は、良い話を色々な方から伺う技術を磨いていきたいと
最近思うように感じました。

新潟からの参加の方と山梨のＴ．Ａさんと同室でその新潟の方から
ものすごくお話を聞きだして、またＴ．Ａさんも良い味を出してくれて
夜中まで良いお話が聞けました。
来年新潟の方が箱根で師範審査を受ける決意をしてくれました。
私たち二人で応援したいと思います。
Ｔ．Ａさんが珍しく来年も同じ部屋で申し込もうよと彼女に
話していて、これは素晴らしい事だと私は感心しました。
本当に良い交流が出来ました。

また同じホテルに私が一人で一番初めに参加した時に
ご一緒の部屋だったＴさんがいらして、またお風呂でもお話しが弾み
楽しかったです。その時の事を想い出して二人で沢山お話ししたねと
懐かしく思いました。Ｔさんの師範審査も応援した事も思い出しましたし、
私の師範審査をＴさんも見ていて下さいました。

本当に楽しい交流が出来て、毎年楽しい指導者研修会です。

Ｈ先生の楊先生から伺った深い話をいつか、どこかでしたいと思います。

インプットしたことをアウトプットさせていただける場を与えていただけた事に感謝しています。大きな場所でアウトプットさせていただけたら必ずまた大きなインプットが出来ると信じているのです。
太極拳の気の流れと全く同じです。
だから断捨離も同じ、掃除も同じ、
料理も食べたらまた新陳代謝する事だから同じです。
良い流れをすべてに作っていく事が大事な事ですね。