自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2019年5月2日木曜日

箱根の合宿

ゴールデンウイーク最後の日と次の日で毎年日本健康太極拳協会の
箱根の合宿があります。300人以上の方が3つのホテルに分かれて
泊まり、次の日には師範審査があります。

昔は、ここでしか師範の審査が行われなかったと伺っています。
私もここで審査を受けました。

私は、この箱根合宿に資格を得てからは毎年欠かさず行っています。
サラリーマンだったらこんな日はとても行けないだろうと思います。

だからとてもツイているなあと思っています。
火曜日の午前の町の教室は、前々からお休みをいただいて、
夜の教室には間に合います。

毎年楽しいのですが、帯の会でもいらっしゃらない方も
多く毎年行く人は、ほとんどいなくて実はとても限られています。

私は、車で行きやすいという事もあるけれど、この合宿は楽しくて楽しくて
仕方がない。
え~~行かないの~ととても不思議に思っちゃうぐらい個人的に大好きな合宿です。

大勢で舞う太極拳の楽しい事ったらありません。
審査も見るのも楽しい。地域によって雰囲気が違うのです。
ビックリする方もいたりして、それも楽しい。

私は、進先生の講義を受けて先生の理論や考え方もとても気に入っています。
楊名時太極拳の継承者である慧先生と考え方が違うところもあると思う。
また楊名時太極拳のこれからのために考えている皆さんが、同じ方向に
向かうのも難しいかもしれないけれど、私にはそんなところは良くわからない。
多分でも進先生の考え方で推し進めるとみんな辞めちゃうかもしれない。(笑)
大きな円が重なり合うところもあるし重ならないところもあり、
しかしそんなところは、宇宙から見るとちっぽけな事だと
楊名時先生は、思ってらっしゃるかもしれない。

私は、具体的に楊名時24式太極拳と簡化24式太極拳の違いを
説明したりしている。
火曜日のお教室で簡化24式太極拳を習っていた若い女性が
入って来た。他の県で習っていたそうです。そして愛知県で楊名時太極拳を
少し習い、そして山梨に来られた。
その彼女が、簡化24式の先生が、あっち見て足を寄せてと
4式から5式の半歩寄せる時の説明をされたらしい。
その時は、ただ先生に言われて目線をそうやっていたけど、意味がわからないまま
言われるままに目線を動かしていたらしい。
私は、とても半歩寄せる時のこだわりがあり、実に細かく半歩寄せる説明を
した。
その私の説明が実に簡化24式の5式の動きと楊名時太極拳の動きの違いの差を表現したらしい。
それで彼女に言われたのは、先生は抽象的で芸術的な説明をされたり、
具体的な動きを説明されたりと動きを細かくわかりやすく分析して説明して
下さり、ものすごくわかりやすいですと言ってくれました。
両方で説明される先生は少ないと思うと言われました。大変嬉しい褒め言葉でした。
5式の入る動作が違うので、私の説明が実に理にかなった動きだったようで、
私は、目線は正面でした。
しかし私の細かい説明がないと24式の中でのそれぞれの動きの時に
スムーズに動く筋力がついていかないというか、
ものすごく普通の運動とは違う筋肉の使い方をするというか、
その感覚をそれぞれの方が感覚で味わえるように説明もしたいし
こんなに違うのかと感じてもらいたいのです。

私の生徒さんたちに尾骨と筋肉の動かし方を1時間半の教室では実に細かく説明するときがあります。
こんな説明は、誰もされないと思うけれども、この筋肉の使い方で回数稽古していかないと
スムーズに動けない方法で動く事になり、他の筋肉の使い方
で稽古を続けていても難しいだろうなと思うのです。

微妙なところで外から見てもわからないかもしれない。
どなたでも疑問に思われたら私に直接聞いて下さい。
いつでも説明します。
口だけでは無理で動いて見せます。またもしあなたの動きが違っていたら
多分腰をつかんで修正して差し上げます。
いつも思うのですが、でも聞いていないのにこちらから見つけて言っても
無意味なので聞いてきた方へ伝えます。
私のお教室の生徒さんは多分聞いていると思う内容です。
お休みされてなかったら。。。

外から見てほとんどわからない繊細な筋肉の使い方です。
だけれど、とても私は重要だと感じています。



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