昨日は、一人での初々しい初伝審査でした。
顔の表情がとても良く、緊張の中にきちんとした安定した技を
行いたいという現れでじっくりと安定させてから足を上げたり
丁寧に動いていました。
審査を受けよう、それも一人で受けようと思った瞬間から
自宅で稽古を続けてこられて、今までも一人で受けられた方々は、
大変な覚悟だったと思います。
ついつい初伝の時には早く終わらせたいという気持ちが働いて
動きが早くなりがちなのに、心配になるほどぐらつくのを待って止まってしまったのかと
ハラハラしましたがその後
定まってから落ち着いて足をあげていて、その心の強いさに驚きました。
指導者になり私の開いた教室から審査を受けられる方を
見るたびにまた楊名時太極拳の宝物が育っていくと確信します。
指導者育成のマスタークラスを立ち上げる事にもなり
素晴らしい出会いに感謝する日々です。
多くの人数での審査の良さと一人での審査の良さと
どちらが良いとも言えませんが、ともかく審査を受けようと
した心は、その気持ちを動かす何か変化を感じられ、
素晴らしいです。
何も審査は強制されるものでもありません。
健康のために長く続けて行こうと思われて続けていくことで審査を受けなくても
何の問題もありません。
指導者になるためだけに審査があるわけでもありません。
気楽に長く続けられるのが一番良いところです。
10年たち何か感じられるものがある。20年たち気づく事があり
30年たちまた気づく事があると思います。
長く続けることが出来る運動で、車いすでも続けることが出来ます。
仲間と集まり楽しい話が出来る。
いつまでも生き生きと生きたいものです。
私の教室は、女性ばかりだとついつい料理教室のようになってしまう事も・・・
反省反省。終わったあとにします。
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