先日佳代子先生の帯の会で雲手のご指導で、
私の部分稽古のやり方は間違ってないかもしれないと思いました。
歩法と手法とをバラバラに指導する方法を取り、
とくに手法の指導は独特です。
手を動かさないで腰だけを回す方法で手形を指導します。
もちろん左右では上下入れ替わります。
小学生にバスケットボールを教える時にも手足を別々に指導した経験から
このような指導法をしていますが、これがまた、驚くほど皆さんの雲手が上手になる。
佳代子先生の説明して下さった気をつけなくてはいけない雲手のポイントが、
腰回しの稽古でそもそもはじめからクリアしているからです。
田富カルチャーに1か月ぐらいで初心者が8人入られ、
昨日この方たちにははじめての雲手の指導、この部分稽古をしたら、
はじめての人でもとても上手に雲手をしている事に驚きました。
お習字で言うと楷書のようなものです。
雲手には、初心者向きですが、これがすべての経験者にもとても有効に思います。
難しい雲手の上達方法に私独自の指導が良いか悪いかと思っていましたが、
生徒さんが上達するんだから良いんだろうと思うようになりました。
歩法もこのバラバラの指導法で軸を崩す方が激減します。
指導は本当に難しいですが、いかに簡単に上手に生徒さんが綺麗に動けるように
なるか?
私の課題でもあり、毎日伝える事について考えています。
この堅苦しい動きが上半身と下半身が上手に連動して
回数重ねていくと優雅な動きになると昨日初心者の方の動きを見て
思いました。軸も横歩き練習を数回繰り返したためにどなたも斜めにならないんです。
足を動かさない稽古で左右見る癖もつけてしまいます。
手の動きじゃない腰の動きだとはじめから身体に叩き込んでしまいたい。(笑)
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