自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2013年7月30日火曜日

調和

最近、調和という言葉にとても深さを感じられるようになりました。
音楽では、和音などと考えると理解しやすいですね。

高い音だけじゃ深みがない、だから低音がある。
でもそれだけでも、物足りない、中間の音が、その和音を調和させて美しくする。
その組合わせで音楽となり、美しいメロディーが奏でられる。


それが、いざ人間となると途端に難しくなる。

持病を持っている方、体調が思わしくない方など、その調子の悪いこと
ばかりが頭の中をめぐってしまう。
痛みがあれば、それこそ他の事を考えている場合じゃない。

そのことに集中しない方が、良いのではと思ってもそのことばかりに気持ちが
集中してしまう。
さらにマイナスな悪い状況ばかりが頭をめぐる。


何か不安なことや、心配事、困ったことなど悩みも同じ。
そのことに囚われて、マイナスなことばかり考えてしまったりする。

そんな不協和音が鳴り響いたら、その時に何か効果的な音楽でいう転調を行わないと
いけない。モーツァルトの曲のように・・・


肉体には、美味しいもの食べたいものを食べて、栄養を与える。
でも肉体だけじゃなくて、心にも愛とか癒しとか平和とかそんな栄養を与えるのが
大切だと思うようになりました。

心が満たされたら、病気も良くなる?


心と身体を結びつける呼吸。
静かな心。


すべての調和が取れて、はじめて人間として魅力が出るのかな?
そんな肉体と心の調和が太極拳の舞も美しくする。
楊名時先生が、心をとても大切にされたことの意味や調和という言葉が、
深く感じられるようになった。

形だけじゃない、心との調和が、人間としての魅力的なメロディーが奏でられるのかな?

テクニックでごまかせない、すべての陰と陽の調和。

最近の慧先生の動きには、何かそういう調和した美しさを感じられ、
少しでも近付けたらと思って24式太極拳を舞う。




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