楊名時太極拳のカリキュラムの素晴らしいところを最近あらためて
感じているところです。
立禅は、単なる瞑想とも違う。宇宙エネルギーとつながる。
そのための姿勢は、立身中正。
正しい姿勢を取れるにも年月がかかる。
さらにスワイショウ準備体操としながら、無理なくウエスト腰を柔らかく使えるように
なる。
そして八段錦の気功法で身体に気を流すだけじゃなく、
とくに騎馬立姿勢は、これがまた太極拳上達にはなくてはならない姿勢。
騎馬立姿勢の足の角度は、骨盤が前を向いている時の姿勢だけれど、
片足づつこれが、太極拳で進行していくときの基本角度になっている。
例えば2式爪先は真っすぐ前を向く、その時の骨盤の向きはまさに騎馬立の骨盤位置と
同じ。
だから騎馬立で股関節クワが緩める事が出来るようになるころ、
太極拳の動きで股関節クワが緩んで動けるようになる。
回数年月を重ね、股関節の緩みは、騎馬立それと同じなので、
理に適っている。
そして膝や股関節に無理のない負担のない角度。
進先生の講義を聞いていて、その骨盤の角度を習い、実感した。
私は、名時先生は、無理なく仲良く楽しく稽古しながら、このカルキュラムを
続けていくことで、太極拳が体によく健康に良く関節に無理なく
何歳になっても出来る運動として素晴らしい物を伝えて下さったと思う。
理論を指導して下さる進先生は、より体に安全な動きを理論的に教えて下さる。
私は、指導者として膝や股関節を生徒さんが痛めないためにも、理論を学んで
無理させなく楽しい雰囲気を作りながら結果継続してもらえるよう、
学んでいけたら良いなと思う。
高齢者向けばかり意識していても若い人ば面白くなく体験しても来なくなって
しまうのも難しいところで、でも多分私の教室には、相当若い生徒さんが多く
集まってきているように思います。
この若手の皆さんを長く続けて貰えるように上手に育てていきたいと思っています。
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