稽古を積み重ねてはじめて到達することにより勁がわかり、
勁を理解することにより太極拳の極意に到達すると名時先生の本に書いてあります。
型を長年繰り返さなければこの境地に達することは出来ないそうです。
無念無想で丹田に気を静め、姿勢を正しくすれば相手の左右の虚実を
察知して相手の動きに自由自在に変化に対応できる。
太極拳経の極意です。
大きな強い人が弱い人を倒すのは当たり前で、
自然の能力。
弱くて遅くて老人が若者に勝たなければいけない。
いつまで稽古しても応用できないならそれは、双重の病を悟らないからで、
それを避けるなら陰陽虚実を知らなければならない。
勁を気とおっしゃっている。
なかなか難しい。
稽古を繰り返して、気づく事が沢山ある。
自分の身体の重心の移動の感覚は、繰り返すごとに繊細な部分に気がつける。
パーツごとに考えて動く事が出来たり、
意識が入る場所が増え続ける。
でも知らないよりきちんと習い気付きをいただかないと、
自分ではなかなか気がつけないのが太極拳のまた難しいところ。
勁とはと問い続ける自分がいる。
0 件のコメント:
コメントを投稿