東京に住んでいた時には、あまり聞いた事がなかった言葉が、
山梨でよく使われています。
以前紹介した事がある「おろぬく」と言う言葉。
広辞苑で調べたらちゃんと載っていてこれが山梨の方言でないとわかりました。
間引くという意味で大根の種をまいたあとおろぬいたとか、
桃をおろぬいたと皆さん使うのです。
友達がおろぬくと言った時には、それなに?と聞いたのを覚えています。
もう一つ、安気と言う言葉をよく耳にします。
はじめ聞きなれないのでとても驚きました。
意味はわかるから、あえて相手に言う事はしていません。
気苦労しないで安心というような意味ですが、
呑気とは言わずにやはり安気と言う言葉がピッタリなんですね。
やはらくてはいけない事があり早く済ませてしまった。
と言うような時に「安気じゃんね⤴」とおっしゃっています。
「じゃんね⤴」は方言です。
この安気という言葉は実に良いなあと思って、
最近使っています。
これは方言じゃないんですよね。広辞苑にも出ています。
でも東京での会話の中で安気と言う言葉を使うことを聞いた事がないんです。
小説などにはあったかなあ。
のんびりとも呑気でもなく気が楽なことに使うのだけど
気楽だよねとは言わないで、安気を使われるんですよ。
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