自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2015年3月3日火曜日

神田道場

昨日は、神田道場へ佐藤佳代子先生のお教室に行ってきました。

12回の稽古のうち1回は雪でお休みになったので、11回の稽古で、
最終の4式をお互いに確認し、教えていただきました。21式、22式、23式、24式。

皆さんの美しい動きの中でホンのちょっぴりの修正でやはり見違えるように
なります。

佳代子先生のなおされる様子を見ていると、どこがどうずれていてなぜ少し綺麗に見えないのか
わからなかった形が、整うのがわかります。押せているのが緩まないと相手にひかれて戻せない。
21式に入る前に20式の定式がきちんとなかなかとれない。

20式の定式を見たら全員はじめの時も美しいのに、やっぱり違うとだんだん
皆の目もこえてくる。

だけれど、そんな動きの確認の中で、私が自分自身一番難しいと感じるのは、
やはり基本の立禅です。それでも生徒さんたちは、私の立ち姿勢は、きちんと立っているように
見て下さっているかもしれない。

鏡で修正し、立つ姿勢の難しいこと。

後楽園の生徒さんにNHKの慧先生と玲奈先生が出演した番組を焼いていただき、
数回自宅で見ました。

玲奈先生の立つ姿と初心者の方の立つ姿。

普通の方が見るとわからないかもしれませんが、立つ姿の美しさは、
ぜんぜん違い、玲奈先生の立つ姿は、とても美しい。

とても緩んでいて、深い呼吸が入るのがわかります。


呼吸は、それだけでシュウデンとターヤオと呼ばれる尾骨の動きは、
自然に繰り返されて、背骨は、波打つ。
とても繊細な感覚。外から見てわかるほどではありません。
自分で感じる実に繊細な動きです。

その動きを少し大きく動かすと起勢という1式の動きにつながる。

進先生の講義で外からとてもわかるように動いて見せて下さいます。

それを私は、繊細な動きでおこないたい。

それには、基本である立禅で呼吸による身体の動きを繊細に感じられるよう
きちんと緩んで立てないといけない。

クワを緩めてと佳代子先生に言われる。
クワが緩むには、膝の緩みが上手に緩まないとクワも緩んでくれない。
足首か。膝か。

簡単そうに見えるところが実に難しい。

お教室では、こんな細かいことは、出来ないけれど、
いつか、やる気のある生徒さんを集めて特別な場を持ってこんな繊細な動きのチェックも
してみたいと思います。

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