自宅前

自宅前
2013年5月18日現在の通り沿い。

2014年11月4日火曜日

太極拳全国交流大会

太極拳全国交流大会に行ってきました。

NPO法人の日本健康太極拳協会は、友情表演で参加、
475名で百花拳を円になり舞いました。

慧先生をはじめ歴々の師範の先生方が中心の14人でそのまわりを6つの輪で
囲みました。男性だけの輪もあり外で会場入りする前に輪を作る練習のために
並ぶだけでもこれだけの人数がいると大変でした。
花が咲くように閉じたり開いたりする百花拳は、客席から見て、とても美しく見えるようです。

はじめてお会いするメンバーも多く、指導員以上の資格を持つ人たちが
全国から集い一緒練習なしで演舞するのに無事に乱れることもなく百花拳をすぐに舞えるというのは、楊名時太極拳の素晴らしいところです。
皆が同じ稽古を繰り返し地域で行事あるごとに百花拳を稽古しているからです。


はじめ着るのがぞっとするほど嫌だった道衣ですが、
大勢で集まって着ると
楊名時先生がユニフォームを道衣にして下さって
良かったと交流会場に行ってつくづく思いました。

今では、道衣とても気にいっています。新年には、初稽古のお教室は、
すべて道衣で出ています。

他の太極拳は、流派が違っても同じ太極拳の服装です。
それも綺麗ですよ、もちろん。

それにしても475名も集まるとすごいエネルギーを感じました。

フェイスブックの進先生のお嬢さんのお写真シェアさせていただきました。



綺麗に並んでいましたね。自分では中に入っているのでわかりませんでした。


朝から会場入りしていた私、
太極拳は、競技なんだとつくづく思いました。
個人技で二人がAコートに並んで簡化24式太極拳や陳式や32式や、
42式や陳式剣や楊式刀、武式剣などいろいろな太極拳を競い合い、
審判が各コートに数名とり囲むように座って、得点をあげていきます。

得点を争い、金賞、銀賞、銅賞と表彰され放送されます。
年齢別に分かれて競う。

私の後ろに座っていた方は、楊名時太極拳の指導もされているけれど、
楊名時だけじゃなく武術も習っていて、
得点競技に出てみたいとおっしゃっていたけど、
私は、絶対嫌と思いました。

お話を聞いていて、楊名時と武術太極拳の動きの違いを動き分けているとおっしゃっていた。
武術は、まだ自分のものになっていないけど、動き分けが出来るんだそうです。
なんて器用なんでしょう。

不器用な私には、まず無理だわ~。

気場を大切に、多くの方の健康を祈り、平和を祈り、和して栄え、同心協力で
和と心を重んじる楊名時健康太極拳の素晴らしさをあらためて感じ、
はじめに教わった太極拳が楊名時太極拳であったことに感謝して、
私は、楊名時健康太極拳一筋で技を磨き少しでも芸術性を高めて
いきたいと心から感じた一日でした。

慧先生がどこの地方でも皆さんと一緒に同じように舞う事が出来る素晴らしさを
よく話して下さいますが、ほんとうにそうだなと思いました。

最近、ようやく尾てい骨について誤解していたと思っていたというか、
稽古要諦を勘違いして理解していたと思うことがありました。

中正を保つということは、尾てい骨が固定しているわけではないのです。
尾てい骨は、動物の尾のように自然に動かすのです。
これを収臀とターヤオと言いますが、収臀とターヤオの繰り返しと稽古要諦の
尾閭中正が頭の中でリンクされてなかった。

土曜日の慧先生のご指導で、ようやくつながりました。

収臀とターヤオは、意識出来ても良いかもしれませんが、慧先生がおっしゃるように
おのずと収臀とかおのずとターヤオいう言葉が、
結局自然で力も抜けて、おのずとという言葉は素晴らしいと最近つくづく感じています。

では、また








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