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2019年1月28日月曜日

挙痛論

病気は気の変調により起こる。
気は感情によって次のように変化する。

怒ると気が上がる。
喜ぶと気が緩む。
悲しむと気が消える。
恐れると気が下がる。
寒いと気が収する。
暑いと気が泄する。
驚くと気が乱れる。
過労すると気が消耗される。
思慮すると気が結ぶ。

人体には12本の経脉がある。
経脉は、川の流れのよう。

病気は、肉体の受ける刺激の積み重ねによって生じる。
肉体をこき使うとだんだんと積み重なり病気を生じてしまう。

経脉の良い流れを作り、気血の流れを良くして
精気心を整えていくことはとても大切な事ですね。

心静かに意識をつなぎ、深い呼吸で動いていく太極拳の素晴らしさは、
上記の気を平らかにしてくれ、経脉の流れを作ってくれるんだとつくづく感じます。


参考文献
まんが
皇帝内径(こうていだいけい)
中国古代の養生奇書
発行 アプライ 発売 医道の日本社

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