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2014年12月3日水曜日

気と血

気が動くところに血が流れ、血が流れるところに気が流れる。

気血が滞るところがないように、巡らせていきたい。

外の動きにばかり意識が向かうけれど、
内側の動きを感じる繊細な感覚が、大切だと最近つくづく思う。

太極拳は、あまりにゆっくりな動き過ぎて、
早く動くスポーツなどだと回数を重ねると身体で習得しやすいけれど、
あまりに遅くて、自分がどうなっているのか、わかりにくい。

勝ち負けがあれば、勝てば良かったりして、
ラケットの中心にあたらなかったとしてもラッキーな結果オーライだったりする。
ゴルフならスコアーで結果が出る。
アマチュアでシングルの人ですごく変なスイングだけど、
安定してまっすぐ飛べばそれは、それスコアーが良ければ良い。


太極拳は、難しい。

ウエストが、正面向いているのか左向いているのか右向いているのかも
手や足の動きに囚われてしまい、わからないのが太極拳。

だけれど、その人その人、無理なく、気血が巡れば、
問題ないけれど、
見た目も綺麗な形だとより無駄な力が抜けて、バランスも良くなり、
健康にも良い。
外の筋力でバランスを取ってしまい、身体が斜めでも感じない。

歩幅じゃない腰の低さでもなく、
その人の股関節の柔らかさや足のつきかた、体型でも違って
一概に同じとは言えない。

真っ直ぐに伸び、だけれど丹田に気を静めた姿勢が、調和につながる。

股関節が柔らかいにこしたことはないけど、固いなりに調和されたバランスもある。

全体の調和が大切だとつくづく感じます。


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