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2014年3月21日金曜日

連連と続く、止まることなく

一定の速さで連連と止まることなく続く太極拳。

定式では、止まるように見えて、実は、すでに次の準備に取り掛からないと
いけない。

陰と陽の繰り返しで、その流れが、プツリプツリと途切れてはいけない。
最後の24式ですら、またいつでもはじめられるそういった心持ちが大切です。

一定の止まることのない動き、ゆっくりとした動きが、おのずと拳勢呼吸と言われる、
自然な動きの呼吸につながっていく。速度が連連と続かず乱れると呼吸も乱れる。
動きが止まってもいけない。

慧先生が、動きがばらばらにならないように、調和が大切とおっしゃっる。

頭に入るようで入らなかったその言葉が、とても深いなと最近感じるようになりました。

片足立ちになる場所がいくつかあります。
足を持ち上げるその時に勢いがついて、速度が乱れることがあります。
無意識でよっこらしょと足に力を入れて素早く持ち上げてしまう。

股関節を緩めて、その緩みを感じてはじめて足は持ち上げられる。
速度は変わらない。

16式、17式 左の独立足と右の独立足、腰を下げるのは、足を出すためで、
下げてから足を出すのでは、身体の調和が取れず、動きがばらばらになる。

何が動きの調和で、バラバラじゃないということが、
しっかりと慧先生のご指導を聞いているとわかってくる。

一人一人言われないと自分の事だとわからない。

何がいけないか違うのかどう伝えると伝わるのか?
でも言ってあげないとやっぱり指導者じゃない。と思ったり、
個人的に言うべきか全体に言うべきか?

自分じゃ気がつけないのが太極拳の難しいところ。

では、また

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